身近な信仰~火の神(ヒヌカン)について~

はい、さいー!顔に沖縄感がないと言われる松本です!ちゃんと沖縄人です!(←この書き方がもう怪しい)はてさて、そんなことは置いといて。今回は沖縄の民間信仰の中の一つ、「火の神(ヒヌカン)」について書いていきたいと思います!ご存じの方やもうすでにお家にあるといったかたもいらっしゃるとは思いますが、きになったので調べてみました!

火の神(ヒヌカン)とは?

沖縄には、もともと海の向こう(ニライカナイ)から豊穣をもたらす神が現れるとされており、その神をニライカナイ神と呼んでいました。そのニライカナイ神から派生したものではないかと言われています。また、沖縄には以前「火で燃やして向こう側に送る」という考え方、習慣があり、モノを燃やす際にそれを管理する役人のような人もいたそうです。そしてヒヌカンは、家の火・かまどを守るとともに家族を守ってくれる神様です。なので、主に台所に祀られます。またヒヌカンはミチムンとも呼ばれ、昔は三つの石を依り代として置いていたそうです。そしてその家の女の人が関連する行事やお祈りをすることが多いそうです。

ヒヌカンは、毎朝お祈りをすることの他にも行事があります。「チィタチ・ジュウグニチの御願」と呼ばれるものです。この御願は、ヒヌカンに日頃の感謝と家族の健康を願うためのものです。そしてこの御願は、一日・十五日に行います。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、この一日・十五日は普段見ている暦ではございません!沖縄の行事あるあるですが、行事関係はだいたいが旧暦ベースです。旧暦とは太陰暦とも呼ばれ、月の満ち欠けで作られているため新暦と呼ばれるカレンダー等で普段見ている暦とは若干ズレが生じています。旧正月や旧盆は一月ほどズレているのが例になると思います。

火の神(ヒヌカン)の行事

 こうした毎月の行事の際にはある程度決められた祭具一式や食べ物をお供えして手を合わせます。この際に普段からお供えしてあるモノを取り換えるとタイミング的にも良いそうです。

「火の神(ヒヌカン)」、いかがでしたでしょうか。個人的にはご家族の健康祈願を行うために沖縄では身近なものではないかなと感じております(笑)。毎日朝はお忙しいかと思いますが、こうした沖縄の行事や祭事も行ってみたり、興味を持ってみるのも良いのではないかなと思っております。また何か沖縄の行事についておもしろそうなものがあれば調べてみたいと思います!ではではまた次回のコラムでお会いしましょう~!