チャーミー!! ~沖縄の台風について~

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
アイエー住宅販売です!
コラム掲載は計画的に(笑) いつも月末に焦って書くのはダメですよね。

話は変わりますが、沖縄は月末に色々と忙しくなりました。
今日は沖縄知事選挙!! そして、昨日は台風24号(チャーミー)が沖縄を襲いました。
夏場になると多く接近するのは、みなさんもご存知かと思います。
だいたい「7月から9月頃かな?」と感じている方が多いかと思いますが、実際はどうなのか知りたいですよね。
という事で、今回は沖縄の台風について書こうと思います。

沖縄の台風 発生時期と特徴

沖縄の台風と言えば、みなさんご存知の通り「夏場によく来る」と言う大きな特徴があります。
しかし、夏場の発生が多いと言っても、実際には月に1・2回来るか来ないか。また直撃したっていっても、1日から2日間くらいなんです。
実際に指で数え切れるくらいの割合なので、ご心配せずにいいかと思いますが、実際に過去どれくらいの台風が接近しているのかみていきましょう。

沖縄 台風 時期

上のグラフは過去5年間の那覇市300km以内に接近した数です。
やはり夏場が多いのは見ての通りですが、多くの場合は月に3回くらいが最大です!本当に指で数え切れるくらいの数なんです。

なぜ夏場なのかと言うと、太平洋高気圧まわりをまわって日本に向かって北上する台風が多くなるからです。
沖縄は通過地点に位置するので、その分接近度が高まります。

台風地図

上の地図は、台風のコースです。

7・8月は太平洋高気圧の勢力が強く、また、台風を流す上空の雲がまだ弱いため、不安定な経路をとる事が多いのですが、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。
このため大きな災害をもたらす台風の多くは9月にやってくるのです。

ニュースなどでよく台風沖縄接近などみる事があるかと思いますが、沖縄本島より宮古や石垣島などの離島に影響をうける事が多く、離島に接近しても沖縄本島へは影響がない事もあります。

沖縄県那覇市から石垣島まで 410㎞離れています。この距離は東京からですと、北は岩手、西だと神戸までの距離くらいです。
沖縄といっても沖縄は島国なので場所によって影響が全然違いますよ。

降水量を確認

台風の次に確認したいのが降水量です!やはり、雨も気になるトコロですよね。
不確定要素が多くてなかなか適確にお答えしにくいのですが、今までのデータから推測して頂けると思います。少しみていきましょう。

沖縄 台風 時期

棒グラフを見てみると、やはり5~6月にかけて梅雨時期と8・9月の台風時期には降水量も増えることがわかります。

気温に関しては、通年通して高めではありますが、6月~10月に掛けては真夏のように暑くなります。
沖縄らしさを感じ南国の沖縄を満喫出来るのは夏場かと思いますが、台風時期は降水量も多くなるので、台風シーズンを避けたいと言う方は、冬から春がオススメです。

ただ天候に関しては本当に運次第です。
夏だからと言って必ず台風が来るわけでもなく、7月~10月の間でも指で数え切れるくらいの確率!
あまり悩まずに真夏の沖縄を体感しに来て頂きたいですね。

台風の番号の付け方と命名の方法

気象庁では毎年1月1日以後、最も早く発生した台風を第1号として台風の発生順に番号をつけています。なお、一度発生した台風が衰えて「熱帯低気圧」になった後で再び発達して台風になった場合は同じ番号を付けているそうです。

台風には従来、イギリスが英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになったそうです。

平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、そのあと再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。

なお、台風の名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあるそうです。また、発達した熱帯低気圧が東経180度より東などの領域から北西太平洋または南シナ海の領域に移動して台風になった場合には、各領域を担当する気象機関によってすでに付けられた名前を継続して使用するそうです。

ちなみに、チャーミー(trami)はベトナムが用意した名前で、花の名前だそうです。

https://www.jma.go.jp/jma/menu/menuknowledge.html