身近な道具で愛車のお掃除【その1 外側《前編》】:沖縄の潮風から愛車を守ろう!

若者の車離れの話題がメディアでも盛んに取り上げられる昨今ですが、公共交通機関の少ない沖縄では、今でも車が大切な交通手段です。「免許を取ったら自分の車を買う!」と思っている人も珍しくないと思いますが、せっかく自分の車を持つのならお掃除もきれいにしてあげたいですよね!

そこで今日は、県民にとって大切な「車」のお手入れ方法をご紹介したいと思います。元中古車販売員のワタクシが培った、自宅でできるお掃除方法です!道具も個人で用意できるものばかりなので、車をお持ちの方はチャレンジしてみてください!

お掃除する順番

決まりではありませんが、車のクリーニングにはオススメの順番があります。まず外側をきれいにし、次に車中をお掃除します。今日はまず、外のクリーニング方法をご紹介したいと思います。が、それにもやはり順番があります。ザっとご説明しましょう。

これも決まりではありませんが、
 ①タイヤ洗浄→②ボディ洗浄→③鉄粉取り(省いてもOK)→④拭き上げ→⑤タイヤワックス→⑥ボディワックス
という順です。

毎回全部こなすと億劫になってしまうので、鉄粉取りやワック掛けは時々でも良いかと思います。

全編を一気に公開するとメチャメチャ長くなってしまうので、今回は「①タイヤ洗浄」から「④拭き上げ」までをご紹介しましょうね~。

準備する道具

中古車を売り物にするためには、一般家庭では買えないような専門的な洗剤や道具を使うこともあります。でも今回は、ごくごく一般的な道具を揃えてみました。ホームセンターやカー用品店で買う事ができるものばかりです。

ちなみに私は、最寄りのメイクマンorオートバックスで買う事が多いです。

以下の物を準備しました。大き目のタオル(拭き上げ用)、タオル(ワックス拭き取り用)、タオル(窓拭き用)、スポンジ、タイヤブラシ、鉄粉取り粘土、タイヤワックス、ワックス、ホース。バケツや脚立もあると便利です!

※お好みで洗車用シャンプーを使ってもいいですね!
※窓拭き用のタオルは油分の付いていないものを使ってください!

実際に洗ってみよう!

道具と心の準備が整ったら、早速洗ってみましょう!洗車場所は、日陰のガレージより明るい庭先がオススメです。日焼けは気になりますが、明るい方が車の汚れを見つけやすいからです。

残念ながら我が家は賃貸アパートなので、ベランダから無理やりホースを垂らして使っています。洗車のたびに「一軒家に住みたい」と感じてしまいます・・・。
という心の声はさて置き、洗車します!

①タイヤを洗う

ホースでタイヤに水を掛けながら、ジャブジャブゴシゴシ洗っていきます。ゴム部分がキレイになったら、ホイールに付いている汚れもブラシやスポンジで丁寧に落とします。

ここまではおそらく多くの人がやっていると思いますが、忘れがちなのがタイヤハウスです。ここをキレイにするかどうかで、印象が結構変わるのです!

タイヤハウスを洗うためには、ハンドルを目一杯切る必要があります。水を掛けながら、ブラシをしっかり持ってゴシゴシしてください!(この作業には小さいタイヤブラシがオススメです)

ある程度キレイになったら、ハンドルを反対に切ってまたゴシゴシ!これでタイヤハウス全体がキレイになりましたね!

②ボディを洗う

個人的な意見ですが、私はボディシャンプーを使わない派です。毎日何十台も展示車を洗っていたので「ボディ洗浄は5~10分程度で終わらせる」という感覚なのです。

皆さんにその時間を強要する訳ではありませんが、あまり時間を掛け過ぎると作業にも飽きてくるので、やはり時間を掛けないことをおススメします。

③鉄粉取り

この作業は必須ではありません。頑張れそうな時にやってみてください。

ホームセンターやカー用品店に「鉄粉取り粘土」という専用の粘土が売られています。(お値段もまあまあします・・・汗) その粘土で鈑金部分の鉄粉を取り除いていくのですが、必ずボディを濡らしながら使ってください。

ホースで水を掛けながら、粘土でナデナデ。やさしくナデナデ。これでOKです!

《ワンポイント》
鉄粉は、見た目には付着していることが分かりにくいです。鈑金部分にセロファンを置いて擦ると、ザラザラしているのがよくわかります。鉄粉取りをする前と後、比べてみてください!

④拭き上げ

ボディがキレイになったら、水滴をしっかり拭き取ってあげましょう!日差しの強い沖縄では、この拭き上げをサボると水滴の形がしっかりと残ってしまします!

洗い終わったら素早く拭いてください!

拭き上げは「ガラスから」が基本です。理由は、ガラスは汚れが目立つから。ボディを先に拭くと、タオルが汚れてしまう可能性が高いです。ガラスを先に拭くことで、汚れ移りを防止するのです。

何となくですが、私は時計回りでガラスを拭いています。
 リアガラス→窓→フロントガラス→窓の順。

ガラスを拭き終わったら、これまた後ろから前に向かって時計回りで拭き進めます。

ボディの水滴を拭き取ったら、最後もやっぱり窓です!少し開けて、ふちの汚れもキレイにしてあげましょう!

沖縄の潮風に負けるな!

ここまで何分かかりましたか?30分で済ませられれば理想的です。 沖縄はちょっと雨風が強くなるとすぐに潮を被ってしまう土地柄ですが、そんな時はサッと水洗いをしてあげるだけでも、愛車の鈑金はご機嫌な状態を保てます。 億劫にならないくらいの手間で、潮風に負けないカーライフを楽しんでくださいね! 今日のレッスンはこれで終了です!この続きはまた次回・・・

侮ってはいけない潮風の記事

沖縄の潮風に関する記事はコチラ!

「沖縄の木造住宅『塩害』について〜島であるが故に悩まされる潮の被害〜」

「沖縄の特殊事情【車の錆】対策はしていますか?」

沖縄県一戸建ての情報

賃貸を卒業して思いっきり洗車が楽しめる一戸建てが欲しい! そう思った方はコチラもご覧ください!!

「沖縄の物件情報」