沖縄の世界遺産~斎場御嶽①~

はいさい!こんにちは!アイエー住宅販売です!!

大好評の沖縄の世界遺産シリーズ、前回の中城城跡で5つのグスク(城跡)は終わったんですが、世界遺産に登録されたのはグスクだけではないんです!!

5つのグスクと4つの関連遺跡、合わせて9つの文化遺産によって形成されているんです♪

その中でも今回は世界遺産の聖地、「斎場御嶽(せーふぁうたき)」をご紹介したいと思います!

沖縄の世界遺産の聖地 斎場御嶽(せーふぁうたき)

斎場御嶽(せーふぁうたき)は、琉球王朝時代に国家的な祭事が行われてきた沖縄を代表する聖地です。

その信仰はその後も絶えることなく続いており、現在でも「聖なる空間」として手厚く守られています。

世界遺産に登録されている祈りの場で、ここでしかできない祈りを捧げたい。

御嶽(うたき)とは、沖縄の聖なる空間であり、祈りの場。

斎場御嶽は、琉球の創世神話に登場する沖縄の七御嶽のなかでも、最も格の高い聖地とされている。もともとは男子禁制の場で、琉球国王でさえ、聖域内に入る際には女性用の衣装に着替えたと伝えられている。

実際に訪れてみると、そこが聖地であることを体感できます。樹々が青々と茂る静かな空間、時折吹き抜ける風、緑の葉っぱの隙間から差し込む日光は心地よく、神の気配さえ感じさせる。高台にあるため、東には神の島として知られる久高島を拝むこともできる。

交通の便もよく、車を降りてからのアクセスも容易なため、平成12年(2000)に世界遺産に登録されてからは来場者が増え続けている人気のスポットです♪

すべてが調和している場所 斎場御嶽

世界遺産に登録されてからは知名度が一気に上がり、パワースポットブームも手伝って、大勢の人が来るようになりました。けれど、大切なことが伝わっていないように思います。世界遺産だから立派な建物があると期待して来てみたけれど、「何もない」と帰ってしまう方もいれば、あまりの人の多さに、これでは祈りを捧げられないとがっかりされる方もいます。観光地化されたことで厳かさや静けさが失われたという声もあります。ですが、せっかく来ていただくのですから、ここで何かを持ち帰っていただきたいと思います。

聖地というのは、そこにあるすべてが調和している場所なのです。そこには、内面的な意味での美しさがあります。神に包まれる場所であり、感謝を捧げる場所ですから、何もないように見えるけれど、家に主人がいるのと同じように、この場を守っている人がいるのです。ですから、入る時には最低限のルールを踏まえて欲しいと思います。

場内に入るときは、自己紹介からはじめましょう!

御嶽は人の家と同じだと考えて下さい。人の家にお邪魔する時には、まず、ドアをノックして自己紹介をしますよね。それと同じで、場内に入る前には、姓名、出身地、現住所をできれば声に出して伝えましょう。それから、訪れた目的も一緒に伝えましょう。声に出すのは自分のためでもあります。声に出すことで、今の自分を再確認するのです。不思議かもしれませんが、沖縄では先祖に手を合わせる時も自己紹介から始めます。あなたと一緒に、ご先祖様も聖地に連れていくのです。生まれた土地や住んでいる土地を伝えるのは、あなたに関わりのある場所の神様と、沖縄の神様をつなげるためなのです。

旅とは、不足を補いあうものだと言われています。自分の中にないものを旅先で得る。旅先にないものを訪れた人が手渡す。旅はいろいろな物事をつなげるものでもあるのです。

場内に入ってすぐにあるのが御門口(うじょうぐち)。かつては、神行事にかかわる人しかこの先には入れませんでした。多くの人は、場内にある6か所のイビ(神域)の代わりに置かれている御門口の六つの香炉に向かって祈っていました。

自然の気配を心と体で感じましょう

場内に入って耳を澄ますと、鳥の声が聞こえてくるでしょう。目を閉じれば、いろいろな気配を感じることができます。なるべくゆっくり、自然と対話をするように歩きましょう。そして、大きく深呼吸。雑念をしっかり吐き出して、自然の空気をゆっくり吸い込むイメージです。

斎場御嶽の最初の拝所は大庫理(うふぐーい)。ここは、祈りの場です。よく見ると、一段高くなっていることがわかります。本来は、屋敷の中と同じように、履物を脱いで上がる場所です。正面にある大きな岩は、遥か昔からここにあって、すべての歴史を眺めてきました。

二番目の拝所は寄満(ゆいんち)です。ここは文字通り、寄せて来て、満たされる場所。台所であり、母の愛に包まれる場所です。石床に上がる段数は5段、より多くの思いを神に伝えるために、高い位置にありますが、普通の人は上がれず、お勤めを積んできた人だけがこの場に上がることを許されています。

神の島を望む場所

次の拝所がシキヨダユル、アマダユルです。二本の鍾乳石から滴り落ちる聖なる水を受けとめる二つの壺。右と左、男と女、光と影。二対の調和です。

「賽銭を置かないで」と注意書きがありますが、神様にはお金は必要ないですから、置かれたお金も可哀そうです。物も人も、必要とされる場所で活かされてこそ輝くものですから。

続いて、いよいよ三庫理(さんぐーい)です。ここは安定の場所で、大きな二つの岩は、人という字に似ていませんか。左側の岩と右側の岩がバランスを取っていて、底辺はしっかり水平を保っています。ひっくり返すと杯のような逆三角形、胴体のようです。天から降ってくる恵みを受け止めて、蓄えるのに適した形です。

奥に進むと、左手に久高島を拝むことができます。みなさん、神の島である久高島を拝んでそれで安心される方が少なくないのですが、上下左右、そして前後、東西南北を見渡してみましょう。久高島と反対の方向、つまり背後にはチョウノハナがあります。東から昇る太陽の朝の光を受けとめて、世界に拡散する場所です。

これで6か所の拝所をすべてまわりました。一日中でも過ごしていたくなる場所ですが、急いでまわればあっという間で見終えてしまいます。自分の場所を見つけることができるように、心を開いてゆっくりまわってほしいと思います。

あなたにふさわしい場所を見つけましょう

心を開くには、まず心を落ち着けること。謙虚になること。心を開くことができないとしたら、この場があなたにとって必要な場所ではないのかもしれませんし、機が熟していないのかもしれません。いずれにしても、受け入れましょう。

時間を置いてまた訪れるのもいいですし、あなたにふさわしい祈りの場をよそで見つけるのもいいでしょう。あなたが気になる場所、それがあなたにとっての聖地なのですから。他人ではなく、自分の心の声に耳を傾けてください。足を運び、その場に行って手を合わせる。すべてはそこから始まるのです。

場を去る時には、感謝を忘れないように。お礼は心から自然に出るもの。手を合わせて、感謝の気持ちを現しましょう。

最後に

斎場御嶽のことについて、ここまで読んでくださってありがとうございます。

まだまだ魅力があって書ききれなかったので、次回パート②として続きを書きたいと思いますので、待っててください♪

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