沖縄の世界遺産~識名園②~

こんにちは!アイエー住宅販売の島袋健太です!!

前回に引き続き識名園のことについて書いていきたいと思います♪

絵画のような素晴らしい景観

細い道の先には、一転して芝生の広がる開けた空間に出る。目的地である御殿とともに、おだやかな表情を浮かべる池泉の出迎えで、主賓は終着点を知るという仕掛けだ。庭園の周囲には高木が植えられており、外界の日常とは切り離されている。今でいうと、外がまったく見えないディズニーランドのような「ハレ」の演出。琉球王国時代の一大エンターテイメント施設と言えるからもしれません。

15の部屋をもつ御殿は、槙(まき)の木を中心に作られている。成長は遅いが、細かく年輪の刻んで雨や湿気にも強い槙は、数が少ない超高級木材だった。軒先の柱では木をそのまま使っている様子を見ることができ、木材を知り尽くした職人たちの顔が浮かんでくるようだ。

国王や冊封使は、現在は入ることができない玄関から出入りをした。その奥にある三番座、二番座、そして王族や冊封使しか入れない一番座でくつろぐわけだが、その途中の通路も見どころだった。はね上げ戸を開けて覗くと、庭の風景がまるで横長の絵画のように見えるのだ。他にも、御殿には独自の瓦当(がとう。軒先瓦の先端のまるい部分のこと)があったり、建物には雨どいがなかったりと、琉球王国ならではの建物の特徴が多数ある。

中国を意識した建物や石橋

王族や冊封使は庭園に広がる池に舟を浮かべて遊んだり、もっとも奥に位置する観耕台からの景色を眺めたりして過ごし、その日のうちに戻っていった。

御殿を出てぐるりと池の周りの歩くと、石橋や六角堂といった中国風のものを目にすることができる。池にかかる石橋は琉球石灰岩で作られるが、その様式は中国河南省で見られるクリーク(小運河)にかかる石橋を参考にしている。冊封使たちは、遠い異国にあって懐かしさを感じたのだろうか。御殿から対岸にわたる連続する石橋は、それぞれに趣が異なるので必見です。六角堂の前にかかる小さな石橋は、民藝運動の指導者として知られる柳宗悦(やなぎむなよし)がベタ褒めした逸品だそうです。

琉球王朝が誇る識名園

王家や冊封使のみが使えた識名園では、そのすべてが彼らのもてなしのためにつくられた。当時、持てる限りの力を尽くして作られた庭園や建物は、果たしてどんなものだったのだろうか。貴人たちに愛された史跡を紹介致します♪

御殿(うどぅん)

15の部屋を持つ御殿の総面積は約160坪。高くつくられた床は風通しがよく、湿気に負けないようになっている。こうした知恵は、木の根をそのまま利用している軒先の柱からもうかがい知ることができる。

現在は使用禁止となっている玄関から、王家や冊封使は建物に上がっていた。そして右手に進んで一番座の方でくつろいだわけだが、冊封使の場合は、着いてまず前の一番座で王から出迎えられ、お茶の接待を受けていたようだ。

その他、かつて琉球王国で茶道が盛んだったことを示す茶の間や、大きなまな板が目に入る台所、できた料理を温めなおす御茶湯御酒羹所(おちゃゆおさけあつものどころ)などからも、多くの人々をもてなしてきた歴史を感じることができる。ちなみに、当時の王様は時間や場所によって専用の衣装があったようで、一番座の裏側に、着替えを置く控えの間である御裏座が設けられている。

観耕台(かんこうだい)

沖縄の高台からの見晴らしと言えば、オーシャンビューがつきものですが、冊封使の碑も残る観耕台からは、珍しいことにまったく海の気配が感じられない。これは、中国との外交におけるイメージ戦略の一環だった。

つまり、琉球王国は狭い島の中にあるという先入観を持った中国使節がここに立つと、海が見えない景色に「実は結構広いのか!?」と驚き、その力を見直したというのだ。

観耕台は、琉球王国の知恵が発揮された名所として、今に残っている。戦前には眼下には田畑が広がっていたというが、現在ではさまざまな建物が建ち並んでいる。かつての中国使節たちも、時代の変化にはびっくりすることだろう。

育徳泉(いくとくせん)

周囲の小川や井戸で水が涸れても、ここだけは常に湧き続けていたという育徳泉。冊封使たちにも絶賛され、2つの石碑が今も残っている。水質はもちろん、石積みも見事。沖縄独特の「あいかた積み」で優美な曲線が描き出されている。また、育徳泉はシマチスジノリというとても珍しい紅藻類の発生地として、国の天然記念物としても指定されている。こうした美しい水が、識名園を支えていたのだ。

最後に

識名園ではさまざまなイベントが催されていて、毎年文化の日に行われている識名園短歌会やエイサーや空手演武をはじめ、三線、琉舞など伝統芸能を披露する識名園友遊会が行われています。それ以外にも「宮廷結婚式」の名でブライダルなどにも利用されており、琉装を身にまとっての人前式も行われています。

沖縄に住んでいるけど、識名園に行ったことのない方や、観光で沖縄に来たけど首里城や美ら海水族館にしか行ったことない方には是非一度行って欲しい場所です♪

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