沖縄の海に生息する危険な生物!【後編】

こんにちは!アイエー住宅販売です。

冬も終わりが近づき、そろそろ海開きが近づいてきました。 沖縄といえば、『海』ですよね。海水浴や、ビーチパーティ、ダイビングや、シュノーケル、etc。 楽しいイメージが多いですが、海には危険な生物がたくさんいるんですよね。 今回の記事は、出会うと危険!奴に気をつけろ!の後編です。

前編はこちら!海に生息する危険な生物

沖縄の海に生息する危険な奴ら!

危険ランキング 4位

4位 オニダルマオコゼ

ダツを天然のミサイルだとすれば、オニダルマオコゼは天然の地雷。 主に岩場に潜んでいて、あまり泳ぎません。 岩に擬態し隠れて、近くの小魚を狙うタイプです。 別に人間から隠れているわけではありませんが、このルックスですから、水中で岩と同化されるともう見えません。 そして岩だと思って踏むと痛い目を見ます。 背びれに強力な毒を持っており、刺されるとアナフィラキシーショックを起こして死に至ることもあります。 スズメバチに刺された人が起こすアレです。 スズメバチクラスの毒トゲを十数本も備えた罠が、海中の岩場に隠れているのです。

危険ランキング3位 オニヒトデ

オニヒトデ トゲだらけというかツノだらけというか。 オニヒトデの危険性まさに鬼。サンゴを食い荒らし、絶滅に追いやっている迷惑な奴です。 毒性の強さも鬼レベルです。あの大量のトゲすべてに毒針があり、強い神経毒を持っています。 鬼の手で触れてもすり抜けますが人の手で触れたり踏んだりすると刺されます。最悪死にます。 今までご紹介してきたオニカマス・ガンガゼ・ミノカサゴ・オニダルマオコゼなどの危険生物は、危険だけど食べちゃえば、美味しいという一面もあります。 実際に食用に使われることも多いのですが、オニヒトデに限っては、食べる事もできません。 ほっとけばサンゴを食い荒らして自然環境を荒らし、近づけば人類に牙をむき、捕らえても毒針の塊でしかないのでまったく迷惑なやつですね。

危険ランキング2位 ハブクラゲ

沖縄の陸上で危険な生物はハブ。 その海バージョンがハブクラゲです。 沖縄のビーチは周囲をネットで囲ってるところが多く、主にハブクラゲの侵入を防ぐためのものなんです。 ハブクラゲは日本近海に生息するクラゲの中で最も危険なクラゲの一種。 世界一危険なクラゲとして悪名高い”キロネックス”っていうクラゲがいるんですが、ハブクラゲはキロネックスに近縁のクラゲです。 何が危険って、ハブクラゲは透明なので、見えにくいです。 知らず知らず近づいてきて、ハブクラゲの触手は振動するものに自動で絡みつく性質があり、人間に触手の一部が触れた瞬間、ぐるりと絡みついてきます。 そして触手の一本一本には無数の刺胞(毒針の詰め合わせ福袋みたいなもん)があり、どんどん毒を発射します。 毒針は目に見えないほど小さいので、手で抜こうとしても無理です。むしろ抜こうとした手に刺さります。 見かけたらすぐ逃げて下さい。刺されたらすぐ病院へ行って下さい。 刺されたくなければ、ネットのあるビーチで泳ぐことをおすすめします。

1位 アンボイナ貝

この具は2位以下の危険生物と比べても群を抜いています。 アンボイナ貝って小さくて、大きいものでもせいぜい10cm前後。 貝にしちゃ大きいかもしれませんが、手のひらサイズで、危険生物って感じじゃないんですよね。そこが危険なんです。 アンボイナ貝は沖縄のビーチや磯に行けば、普通に落ちています。 何も知らない人だったらつい拾ってみちゃいますよね。特に子供なら、綺麗な貝を見つけたとばかりに拾っちゃいますよね。 でも拾っちゃダメ!拾った途端、貝とは思えないようなスピードで中身が動きだし、毒針を発射してきます。 肉眼で追えないくらいの速度で毒針を飛ばしてきます。 肉眼で追えない速度ってのは誇張じゃなく、アンボイナ貝は普段、この毒針で魚を捕らえて食べている肉食で、魚でも避けられないほどのスピードです。 アンボイナ貝の恐ろしいところは、その毒性の強さにもあります。アンボイナ貝の毒はコノトキシンという神経毒で、毒性の強さはインドコブラの37倍。 インドコブラに37回噛まれるレベルです。 アンボイナ貝は方言で、”ハブガイ”とか”ハマナカー”と呼ばれています。ハブガイってのはもちろん、ハブの如く危ないって意味ですが、ではハマナカーはどういう意味かというと、”浜辺の真ん中あたりで力尽きて死ぬ”の略です。

いやあ怖いですね。楽しい海ですが危険もいっぱいなので、気をつけて遊びましょうね。 本当に危険な生物達!でした!