沖縄最大のイベント3年ぶりの開催～那覇大綱挽～
こんにちは！ アイエー住宅販売の目取眞です。
この記事は12/6（火）に書いていますが、とてつもなく眠いです 🙁
睡眠不足の原因は、そう、World Cupです。
昨夜は決勝トーナメント1回戦「日本 × クロアチア」戦でしたね。
前半で先制したものの、後半に追いつかれ、延長30分で決着つかず、ＰＫ戦の末敗れてしまいました。
ベスト8は逃しましたが、素人目に見ても前回や前々回の大会と比べて、
パス精度が上がっていて、強豪相手でも割と安心してボールキープできていた気がします。
惜しい試合だったので、ベスト8以上を期待して4年後を楽しみにしたいと思います。
さて、ココからは今回のコラム内容「那覇大綱引き」について、書いて行きます。
3年ぶりの開催！ ギネス認定の「那覇大綱挽」
沖縄県民であれば、1度くらいは見聞きした事はあると思います。
知らない人にシンプルに説明するなら、「巨大な綱引き」の一言で済むでしょう。
「大の大人が綱引きでお祭り？」なんて 思うかも知れません。
個人的にはそういう方に、ぜひ一度参加してもらいたい！
ちむどんどん（胸が高鳴る）すること間違いなしですよ。
那覇大綱挽 日時・場所
日時：2022年10月9日 （日）14:45～
※毎年スポーツの日（体育の日）の前日、日曜日に開催。
2020年、2021年は中止。
場所：国道58号線「久茂地交差点」周辺
大綱挽の歴史
那覇大綱挽の発祥は、琉球王国時代の西暦1450年頃だとされており、那覇の発展の象徴となっています。
1935年を最後に途絶えていたが、本土復帰の前年1971年に復活。
以来年々盛況となって、1995年ギネスブックによって「世界一のわら綱」と認定され、那覇大綱挽は、沖縄最大の祭りとなっています。
現在では、綱挽参加者は、平和安寧・市民繁栄・商売繁盛・家庭円満・子宝などの幸福を願って行なわれているようです。
1995年に、全長200m・総重量43トン・挽き手15000人・参加人員27万人(米藁で製作された世界一の綱)としてギネス認定。
以来、綱のサイズ、参加人数も年々増えているようです。
「旗頭」の応援合戦が祭りを盛り上げる！
この大綱引き、実は「旗頭」による応援合戦も見所の一つ。
↑安里地域の旗頭
那覇の各地域が旗頭（上写真の大きな旗）を管理しており、
太鼓や鐘、ほら貝の演奏と共に、旗頭を持ち上げて、綱の引き手を鼓舞します。
これがかなり重いようで、40-60kg程、長さが7-10m程あるので、
持ち上げるのは簡単では無いでしょう。
ちなみにこの旗頭の持ち手となる事は、那覇の男子にとって最高の栄誉な事だったようで、該当すれば結婚の申込が殺到したなんて話もあるようです。
ただし、この旗頭を倒してしまう事は、一生の恥だったとの事。
まさに天国と地獄ですね 🙁
私も小学生の頃は、青年会で太鼓や印旗の持ち手をしていたので、
旗頭を間近で見ていましたが、持ち上げるのは大変そうでした。
持ち手の方は本当にスゴイと思います。
↑壺屋地域の旗頭
↑泊地域の旗頭
↑東一番の旗頭
それぞれの地域の青年会が、国際通り入り口、壺屋小からパレット久茂地までを
練り歩き、指定された地点で旗頭を持ち上げます。
全てで14個の旗頭が、国際通り上の指定された場所で、計10回持ち上げられます。140回の演舞に対して、旗頭行列は150分（2時間30分）の為、ほぼ毎分どこかで旗頭行列の演舞が始まる計算です。
とりあえず時間内に国際通りを歩いていれば、どこかしらで演舞を見ることが出来ます。
個人的におススメの見学場所は、テンブス館前（大型モニターやマクドナルド周辺）です。
周りが開けていて、旗頭行列を見やすいです。また観覧者も多く、盛り上がっている印象です。
↑2022年 那覇大綱引き日程
15時頃には、全ての旗頭が久茂地交差点に集合し、応援合戦が始まります。
全ての旗が揃うと迫力が違います！
さて、大綱引きの図ですが、上図の配置で行なわれます。
実はこの綱、2本の綱でワンセットです。
それぞれ先端が輪になっており、
2本の綱の輪を重ね、重なった輪に棒を挿して1本の綱にします。
そして綱引きを始める前に、綱を皆で引っ張って移動させ、
結合させてから綱引きが始まります。
↑過去の祭り写真です。
上から見るとこのような感じ。
さて、祭りのくす球も開けた所で、綱引き開始！
と思いきや、「今年は引き分けです！」のアナウンスが…
なんと、開始前の綱の移動で、一部の綱が切れてしまったようです。
例年より細く短くなった綱は、強度が不足していたのではないかとの事です。
という訳で、今年は決着付かず。
来年はちゃんと勝敗つくように、強い綱で頼みます！
来年も開催できる事を願って
今年は、「綱引き参加者は事前登録必須」「綱は持ち帰ることが出来ない」
など、コロナの制限が残った祭りとなりましたが、
来年からは例年通り開催される事を願っています。
さて、今回のコラムはココまで！
年末が迫って、忙しく、また寒くなってきましたが、
皆様体調に気をつけてお過ごし下さい。
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