沖縄のハブ

みなさんこんにちはー!アイエー住宅販売です!

沖縄のハブ!

皆さん、沖縄を代表する陸上危険生物をご存知ですか?沖縄に住んでいれば一度は見たことのあるアレです!そう!ハブです。時には草むらで遭遇したり、お土産屋さんでお酒に漬けられていたり、道端でペチャンコになっていたり、昔はマングースと戦わせる見せ物なんてものもありましたね。危険生物であるハブですがどういった習性をしているのか説明いたします。

ハブの習性

ハブは全長100~200cmまで成長するのですが、中には恩納村で捕獲された241cmに達する個体もいるそうです。こういったハブをハブ酒にすると高値で取引されるとか・・・。
ハブは見た目だけでなく、恐ろしいのは””ですよね!
この””ですが、実はマムシよりも弱い毒だそうです。・・・が!1.5センチの歯で咬みつき1度咬まれると1回の咬傷にあたり平均22.5ミリグラム、最大103ミリグラムの毒液を排出するとの事です!!!・・・恐ろしいですね・・・。
咬まれると直接的あるいは局部の腫張することで、循環機能が圧迫され間接的に患部の壊死・機能障害を引き起こすこともあるそうです。咬まれた場合は循環不全によるショック状態に陥るので、血清の使用などによる迅速な処置が必要になるとの事。

ハブの生態

生態ですが、ハブは夜行性で昼間は石垣や岩場の間などで休んでるそうです。ですが涼しい時や雨の日、曇りの日には行動したりするとの事。私の体験談ですが、以前の仕事で空墓の調査をする事があり中に入ろうと近寄った時に巨大なハブの抜け殻が落ちてた!なんてこともありました(笑)
ですが、ハブは臆病な性格で、何かしらの大きな音を立てて近づいたり、草むらを棒などで叩きながら進んだりすると逃げていくそうです。

パワーアップ!? ハイブリッドタイワンハブ‼

こういったハブですが近年危惧される事態になっています。
なんと、他の国から侵入したタイワンハブなるものが沖縄に住み着いており、沖縄のハブと交配してさらにパワーアップしているそうです!まさにハイブリッド!!!
実際どういったハブかと言うと、タイワンハブは体は小さいが、毒がハブよりも強く攻撃的!沖縄のハブとタイワンハブが交配した場合、体が大きく、猛毒を持っており、攻撃的になっているとの事!!もし見かけたら、離れる事が可能なら1.5mは離れましょう!(ハブはあまり遠くへはジャンプできないので、せめて1.5~2Mは離れてください)
捕獲に関しては、ハイブリッド(沖縄ハブとタイワンハブの交配)だけでなく普通のハブでも各市町村のハブ対策担当課に連絡をして捕獲してもらいましょう。もし緊急で身の危険を感じたら110番して警察に捕獲してもらいましょう。

ハブ対策

沖縄県から、ハブ対策として推奨されているのが”ハブの隠れ家を無くす”ことだそうです。
・石積みの隙間を埋める
・木材や廃棄品などを野積みをせずに片付ける。
・放置したゴミにネズミが集まらないようにする。
・お庭やお墓など雑草が伸びすぎないよう、こまめに草刈りなどをしっかりするなど対策をとると良いとのこと。

ハブに咬まれたら

もしもハブに咬まれたら、慌てずにハブかどうかを確認するとの事(って、ムリムリ・・・💦)
もしハブなら牙のあとが普通は2本、場合によっては1本(3~4本)の時もあるそうです。数分で腫れてきてすごく痛いとのこと・・・

走り回ると毒が早く回るので大声で助けを呼びましょう!誰かに車で病院に運んでもらうか、電話ですぐに救急車を呼びましょう。病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイ等の幅の広い布で指が1本通るくらい緩く巻くといいとの事。(恐怖心から強く締め付けると逆効果!)

最後に

山などに行く機会が多くなる季節になってきています。家族でキャンプに行ったり、ハイキングや昆虫採取など自然を体験する機会が増えるので、しっかりと対策をとって遊びにいきましょう!最近は低価格でポイズンリムーバーやハブ除けの薬、ハブスプレーなど、色々アイテムが出ているので安全の為に検討されてはいかがでしょうか?

※こっちのハブさんもすごく強いですよね!(笑)

閲覧ありがとうございました!!