沖縄の神様~火の神~

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

アイエー住宅販売那覇支店の島袋健太です。

最近は暑くなったり、寒くなったり変な天気が多いですね!毎朝スーツにしようか、かりゆしを着て行こうか迷っています。朝方涼しいのでスーツを着て行った日に昼間がとても暑かったり、最近車のエアコンが故障したので真昼間の車の運転がとても億劫になっちゃいます!

そういう話は置いといて、みなさんも風邪などに気を付けて頑張っていきましょう♪

さて本日は、沖縄の各家庭の台所に置いてある火の神(ヒヌカン)について書きたいと思います。沖縄の方でもヒヌカンについてよくわからない事が多数あると思いますので、詳しくわかりやすく説明したいと思います♪

沖縄の屋敷の神様~火の神(ヒヌカン)~

「火の神」→「火ぬ神」→「ヒヌカン」は名前の通り、かまどの火の神様で、家全体を厄災から守り、日々この家で食事を食べる家族の健康を守ってくれる神様なのです!

ヒヌカンは昔から代々引き継がれていくもので、沖縄の昔からの風習で、長男が仏壇を継ぐように、このヒヌカンも実家や義理の家の旧家から、ヒヌカンを祀るための香炉の灰(ウコール)をいただくのが慣わしです。

火の神(ヒヌカン)の歴史

そもそも火の神(ヒヌカン)をなぜ祀っているのでしょうか?

諸説ありますが、昔の人たちは、人が説明できない様々な自然現象を「神」と崇め生きてきました。「火」も原始社会では、災厄と安全をもたらす存在があったと考えられ、その畏怖が神として祀ることにつながったのではないかと言われています。

また別の説では、ニライカナイや太陽神との関わりがあるんじゃないかと言われており、沖縄独自のヒヌカン信仰の理由が別に存在するという説もあります。

海に囲まれている沖縄では、人々は日の昇る東の遥か彼方にニライカナイがあると信じ崇めてきました。そしてそのニライカナイから昇る太陽を崇め、いつしか火は日の昇るニライカナイからもたらされたと考えられるようになったという説です。

元来ヒヌカンの信仰はかまどそのものを拝んだそうですが、やがてかまどをかたどった3個の石をご神体として拝むようになったと言われています。さらに燃料の変遷にともなって台所が著しく変化した結果、現在は陶製の香炉を置いて火の神の象徴とすることが多くなっています。

火の神(ヒヌカン)の置き方

置く前に日取りを決めないといけないんですが、沖縄ではヒヌカンを置く日に限らず、御願する際に家族の生まれ干支の年や日にちを気にしていますので家族の干支の日も避けた方が良いと思います。またこれからずっと家を守ってくれるヒヌカンを迎える日なので忙しい日は避けて、大安などの良い日取りを選ぶようにしましょう♪

置く場所なんですが、火の神様なので火の周辺に置きます。現在の家ではキッチンのガスコンロの脇や上段周辺に祀っているお家が多いです。

その際に意識したいのが、ヒヌカンの向きです。東から南向きの、風水的に良い方向へ顔を向けてセットしてください。ちなみにヒヌカンの顔の見分け方はウコールの足が、2本に見える向きが正面であり、このウコールを中心にセットすれば、準備完了です!

次に祀るための道具が必要になるんですが、現在の沖縄では仏具店に行けばヒヌカンセットが販売していますし、若い方でヒヌカンを祀る方はのなかには、仏具にはこだわらない家も見られるようになりました。

ヒヌカン用具なんですが、①花瓶、②香炉(ウコーロー)、③湯呑み・盃・小皿、④ウブク茶碗(三点)この4つが必要になります。ご飯を供えるための茶碗は本来3つなんですが、最近では1つだけ供えるお家もありますので、各家庭で決めてください。

お供え物なんですが、①花瓶にはチャーギなどの葉っぱを生けます。

②香炉(ウコーロー)には、沖縄の線香であるヒラウコーを「タヒラ」+1/2ヒラ、拝してください。(「タヒラ」とは6本が二枚で12本、つまりこの場合には、12本+半分の6本を拝します)

③盃にはお酒(泡盛など)、湯呑みには水、小皿には塩をそれぞれ盛ります。

④「ウブク茶碗」とはご飯を供えるための器で、3つありますが、どの器にもお米、もしくは赤飯を供えて下さい。

以上がお供え物なんですが、新しい家で屋敷の御願をする場合には、香炉(ウコーロー)の灰(ウコール)を※旧家から、灰をいただくのが風習となっております。

※独立する場合には実家から、結婚して分家する場合は実家と義理の実家の両方からなど、理由によってさまざまなんですが、最初の方にも書いたように香炉の灰は受け継ぐものだそうです!

その際にも準備するものがあり、①ビンシー(沖縄の携帯用の御願道具箱で、御神酒を入れる酒器が2つ、杯、3つに仕切られた米入れ、賽銭、ヒラウコー、ウチカビ(天国のお金と言われているものです)が納められている)、②バナナやみかんなどの果物、③お酒を入れる盃、④まんじゅう(奇数)、⑤三段に詰まれた白いお餅「ウチャヌク」を3つ、そして旧家では差し上げるための塩と味噌、醤油を準備し、旧家でお供え物を供えて拝んだら、灰をティースプーンで三杯すくって持ち帰ります。

旧家から灰(ウコール)をもらってきたら、その灰を米と塩と一緒に香炉(ウコーロー)に入れ、玄関を開けてからヒヌカンの御願をします。

①火の神(ヒヌカン)を祀り、線香(ヒラウコー)を拝す。

②ウブク茶碗の前には白い紙、「シルカビ」を三枚並べます。

③家族で火の神(ヒヌカン)に向かって、住所や生年月日、家族構成などをお伝えする。

④拝み終わったら、玄関にお盆を移動し、火の神(ヒヌカン)に入ってもらえば、儀式の終了です。

以上でヒヌカンの置き方、引き継ぎ方は終了になります。

沖縄では身近なヒヌカン、現在では引き継ぎをしていない家庭もちらほらあるそうです。また、移住者や親自体がヒヌカンを祀っていないなどの事情で新しい灰(ウコール)でおこなう方もいらっしゃるようですよ♪

今回はヒヌカンの歴史と置き方だったのですが、その他にも拝み方など細かい部分があるそうなので、それは次回にしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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