沖縄の伝統工芸~琉球ガラス~

こんにちは!株式会社アイエー住宅販売の山入端です。

今回は沖縄の伝統シリーズ「琉球ガラス編」を書いていこうと思います。僕は小学生の時に一度だけ体験したんですが、あまり覚えていないのでまた作りに行ってみようと思います!!

琉球ガラスの歴史

琉球ガラスは、吹きガラス工芸で”宙吹き法”、”型吹き法”により、4~5人のグループで製作される手作りガラスです。沖縄での吹きガラス製造は、明治時代に長崎や大阪からやってきたガラス職人によって伝えられ、薬瓶やランプのほや等の生活用品が作られたのが始まりとされています。

沖縄でガラスがつくられたのは、今からおよそ80~90年ほど前といわれ、当時は主にランプのほや、つけもの瓶等が型吹きで造られました。

ちなみに、第二次世界大戦中は、沖縄本島は甚大な被害を受け、街が焦土と化しました。この沖縄戦によって明治から続いていたガラス工場も、すべて消失してしまったのです。終戦後の沖縄では圧倒的に物資が不足していました。そんな中、米軍の人が消費していたコーラの空き瓶を回収し、戦前ガラスの製造に従事していた職人たちが、工場の運営を再開させました。

 

 

製造過程

沖縄のガラスの製法は最も単純なもので真赤に溶けたガラスの火玉を鉄パイプの先に巻き取り、それに息を吹き入れて、ふくらませながらくるくる廻して成形する「宙吹き法」と木型あるいは金型を用いてその内側にガラスを吹いて成形する、「型吹き法」の2通りの工法が行われています。その他に加飾の方法として、ガラスの表面にひびの入った仕上げをするための「ひび入れ法」が用いられます。これは成形途中でガラスを急に水の中に入れる技法で、その水の温度によって大小さまざまなひびを入れることが出来ます。

1.材料の割れ瓶を色別に分けて洗う。

2.選別された材料をるつぼに入れて1300℃~1500℃の温度で溶解する。

3.ドロドロに溶けたガラスを吹き竿(鉄パイプ)で成形する。

4.整形窯であぶりながら形を整える。

5.出来た製品を低熱窯で徐々に冷やす。

6.瓶類は「ふた」と「容器」が合うように金剛砂ですりあわせて仕上げる。

以上が琉球ガラスの製造工程になります。琉球ガラス村で見学や体験ができるのでおススメです!

沖縄ガラスの色の特徴は、材料のくず瓶の色をそのまま用いるというのが基本になっていて、約7種類の色があります。淡水色は一升びんの色、みどり色は清涼飲料水のセブンアップの瓶の色、茶色はビール瓶の溶けた色です。また薄茶色は透明の瓶と茶色の瓶を混ぜた色です。

そのほかに紫色は独特のくすみがあり、深い青色は南国特有の澄んだ海を思わせます。紫色については二酸化マンガンで、深い青色(群青色)についてはコバルトでそれぞれ着色されます。

 

米軍の間で広まっていった琉球ガラス

きっかけは戦後沖縄に駐留していた米軍関係者がガラス工場に見学に来ていたことです。当時の職人が作っていた灰皿やコップなどの日用雑貨が、軍関係者の中で評判を呼び、おみやげとして非常に売れたそうです。

そして、米軍の人々から様々な形のガラスが注文されるようになります。職人たちは、欧米の生活に合わせた食器、たとえばパンチボウルセットやワイングラスなどを試行錯誤しながら仕上げていきます。これらの経験から、沖縄のガラス工芸の技術は飛躍的に発展していきました。

まとめ

「琉球ガラス」の誕生には、戦後沖縄の歴史が深く関わっているます。

その歴史を知るとただの綺麗なガラスだけではなく色々なことを見ることができるのではないでしょうか。

沖縄の伝統を調べていると知らないことがとても多いです。これからも沖縄の伝統をご紹介させて頂きますので宜しくお願い致します。