町の名は…沖縄本島南部のへそ八重瀬町ってどんなところ?

はいさい!アイエー住宅販売です。

今回は一つの町に焦点を絞ってお伝えして行ければなと思います。
町の名は…八重瀬町

大地の活力とうまんちゅの魂が創り出す自然共生の清らまち

上のタイトルは八重瀬町の広報から拝借しました。
「八重瀬町」は沖縄本島南部のど真ん中に位置し、住宅・商業エリアと農業・漁業が盛んな自然あふれる地域があります。

那覇中心地から車で30分ほどでしょうか、初めて八重瀬町に言った感想は、
「ざわわ、ざわわ、ざわわ…」すげぇサトウキビ畑ばっかじゃん…です。
タイトル通りに「大地の活力」は感じられますね~

沖縄の方言~うちなーぐち~

沖縄県外の方は「うまんちゅ」って何よ?と思いましたよね?
「人々」「民衆」「皆」といった意味だそうです。沖縄ローカルテレビで「うまんちゅひろば」なんて名前の番組がありますし、八重瀬町のお隣の町、糸満市に「うまんちゅ市場」なんて道の駅があったりします。

本題に戻りまして、そんな八重瀬町について少し掘り下げてご紹介していきます。

沖縄県内でも歴史的な遺産が多い

港川人って?

いわゆる石器時代の遺産ですが、この八重瀬町内の港川にあるフィッシャー遺跡と呼ばれる岩の裂け目から発見された
「港川人」と呼ばれる人骨化石が発見されたのです。年代的には遡ること、約22,000年前…新人と呼ばれた現代人とかなり近い形態の化石です。

身長は150㎝前後と小柄で、現在日本国内で発掘されている人骨化石の中で唯一、頭の先からつま先まで発見されている貴重な化石なんだとか…
以前は縄文人に近いルーツが考えられていましたが、2014年の研究結果でオーストラリアの先住民ニューギニアのルーツが濃厚との結果が出ているそうです。
※この画像は縄文人に近いとされた時のレプリカですので実際はちょっと違う感じです(;’∀’)

そんな港川人が八重瀬町近辺にどのようなルートで来たのか、また、その後どこへ向かったのかは全くの謎だとか…
不思議ですねぇ…
そんな港川人とは八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館で観る事が出来ます。
※写真は東京都台東区上野にある国立科学博物館の物です。
・住所:沖縄県八重瀬町字具志頭352
・営業:9:00~17:00(入館16:30)
・電話:098-835-7500
・休み:月曜(祝日の場合営業、翌日休み)
・料金:大人200円 小人100円

シーサーの出身地?

お土産屋さんではもちろんですが、民家の玄関、公園の中、歩道にあるポールの代わり、ライオンズマンションのライオンの代わりなどなど、至る所にシーサーはいます。
シーサーは家の守り神だという事は内地の方でもご存知の方が多いと思います。

そんなシーサーの由来などのコラムは別であるのでご興味ある方はリンク先も是非ご覧ください
→【沖縄の守り神 シーサー。-意味や由来のお話-

リンク先でも「富盛の石堀大獅子」の話に触れていますが、沖縄発のシーサーがこの八重瀬町にあるんです。
1689年に安置されたこの大獅子は富盛村で頻発する火事を治めるために置いたのが最初だと言われています。
ところで、第2次世界大戦の沖縄戦の時の写真があります。

シーサーと米兵…なんだか切なくなりますね
しかも弾除けとなっているから今でもこのシーサーには銃痕が多数残っているんです。

火事を治めるためのシーサーが戦火に巻き込まれてしまう…何だかなぁ…

沖縄と言えば【泡盛】八重瀬町にも酒造あり

泡盛は約600年前から造られている日本最古の蒸留酒で焼酎のルーツともいわれています。
一時期泡盛文化が衰退してしまう危機もありましたが、各酒造メーカーの絶え間ない努力の結果でしょうか、いまや日本国内にとどまらず出荷されているようです。

そんな泡盛に関するコラムは別であるのでご興味ある方はリンク先も是非ご覧ください
→【伝統的な沖縄のお酒~泡盛~
→【泡盛の歴史~その1~

リンク先でも[古酒(くーす)]について触れていますが、八重瀬町にあるお店「クース家 宜壽次(ぎすし)」ここを見ないでクースは語れません。

店主が長年集めてきた県内各醸造所の泡盛コレクションが見られるのはここだけです。
・場所:沖縄県八重瀬町字宜次129-9
・営業:18:00~23:00(予約制)
・電話:090-3792-5597(代表:外間さん)

八重瀬なイベントカレンダー

2月 やえせ桜まつり

第1日曜日 沖縄南部の桜の名所、八重瀬公園内で約500本の桜が公園内を彩り町内の各団体によるプログラムやゲストによるライブが行われます。古酒振る舞い酒や沖縄吉本によるライブ、汗水節大会などなどイベント盛りだくさん。

4月 こいのぼりあしび

世界初!トビウオのぼりが目玉!数百匹の鯉のぼりとトビウオのぼりは見る者を圧巻させてくれる。
前兆15Mの巨大鯉のぼりもとうじょうします。

6月 港川ハーレー&全島奉納角力大会

旧暦の5月4日に行われる船漕ぎ競争「港川ハーレー」と沖縄相撲の全島大会が同時開催!男たちの真剣勝負が熱戦で手に汗握る事間違いなし!

8月 旧盆 エイサー&綱引き

先祖供養のために各地で鳴り響くエイサーは沖縄県内でもかなりの見ものです。エイサーの担い手が各青年会が主体となって繰り広げるのですが、八重瀬町には「安里青年会「具志頭青年会」「東風平青年会」「新城青年会」「富盛青年会」と多くの青年会が凌ぎを削り奮闘します。

9月 十五夜 伝統芸能

旧暦8月15日に各集落で行われる豊年祭に多彩な芸能が見る事ができる。ディープな沖縄を味わえる

10月 青年エイサーまつり

第2日曜日八重瀬町内で行われるエイサーや棒術獅子舞など多彩な演武に魅了されます。
・棒術(東風平) ・組踊(志多伯) ・唐人行列(富盛) ・ウスデーク(世名城) ・村芝居(当銘・小城)

沖縄県の八重瀬町はバケモノか!

いろいろ書いてみましたが、八重瀬町の魅力はまだまだあります。
「こいつ、書けるぞ!」
という事でいつの日かのコラムでこの続きは必ず書きますのでこうご期待!

ところどころで「ガンダム」風なニュアンスを入れたくなってしまうのでした。

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