沖縄の料理 ~ヤギ編~

こんにちは!アイエー住宅販売です!

全然関係ない話ですが、3月から沖縄中部支店に移動になりました♪

中部支店になって最初のコラムは、沖縄でも好きな方と嫌いな方がすごく分かれるヤギ料理について書いていこうと思います。ちなみに僕は好き派です!

ヤギといえばやはり臭いが気になりますよね。沖縄の方でも苦手な方は見向きもしません。好きな方はそれがまたいいみたいですが(笑)

ヤギ料理とは?

日本においては、南西諸島以外ではあまり馴染みがないですが、沖縄県ではヤギは沖縄本島でヒージャー、宮古島でピンザ、多良間でピンダと呼ばれ、郷土料理である沖縄料理に一般的に使用され、ヤギ汁や刺身として食べられます。特に睾丸の刺身は珍重される。沖縄と同様に鹿児島県の奄美料理、トカラ列島などでも年越しや祝いの席の御馳走として振る舞われます。喜界島には、ヤギ肉を血液、野菜ともに炒める「からじゅうり(唐料理)」という炒め物があるそうです。

沖縄のヤギ汁は馴れない者は受けつけないほどの強烈な臭みがあり、臭み消しに大量のヨモギ(ふーちばー)を入れるが、徳之島や喜界島の島ヤギは臭みが少なく、臭み消しを大量に使う必要がないそうです。なお、奄美大島の北部や徳之島では現在ヤギと呼び、喜界島ではヤジーと呼ぶが、江戸時代にはヒンジャヒンザなどと呼ばれており、奄美大島南部の瀬戸内町を中心にまだこの呼び方が残っています。

ヤギはどんなタイミングで食べるの??

ご存知かもしれませんが、ヤギ料理は結婚祝い、入学祝い、新築祝い…沖縄で祝い事をする際に出てきます。また、ヤギ料理はヒージャーグスイとも言われ、スタミナ食・滋養食として沖縄では食されています。

ヒージャー=ヤギ
グスイ=薬

ヤギ汁はめでたいごちそうであり、薬膳でもあるんですね♪そんなヤギ汁ですが、地元沖縄だと大体どこのお店でも一杯1000円以上する高級品なんですよー!!

ヤギを食べるときの注意点

1・冷たい飲み物と一緒に食べてはダメ

ヤギの脂が、胃の中で固まり腹痛を起こすことがあります。

冷たい飲み物と一緒に食べてはいけないと、昔から言われていますが、僕の周りは冷えたビールや、氷を入れた泡盛を飲みながらヤギ汁食べてる人がほとんどです(笑)

2・高血圧の人はヤギ汁を食べてはダメ

昔からヤギを食べすぎると血圧が上がると言われていましたが、ヤギ自体ではなく料理に使われる塩分が血圧上昇の原因だそうです。

3・臨月前の妊婦さんは食べてはダメ

ヤギは「下げグスイ」=「下げる薬」とも言われ、便秘解消にはよいとされています。ただ、妊婦さんが食べると早産になるとも言われているので、ご注意を!

医学的な具体的根拠は無いらしいですが、体験された方はいるそうです。

ヤギ乳は意外とすごい!

牛乳と比べ、たんぱく質、脂質、カルシウム、ビタミン類が豊富です。

なので、様々な症状の予防、改善に効果があるとされています。

・骨粗しょう症の予防
・情緒不安定の改善
・不眠症の改善
・ホルモンバランスを整える

牛乳にもこのような効果があるのですが、牛乳よりも色んな成分が豊富なだけに、さらに期待できそうですね。

さらに、ヤギ乳は、母乳に近い成分だと言われています。牛乳と大きく違うところは、アレルギーの原因となる「aS1-カゼイン」という成分が含まれていないところ。

牛乳アレルギーの人でも、ヤギ乳なら大丈夫かもしれません。というのも、約7割の人はヤギ乳を飲んでもアレルギー反応がでなかったのです。

※ただし、これはあくまで統計です。アレルギーの方がヤギ乳を試す場合は、必ずパッチテストを行い、さらに1口なめても平気かどうかを確認してください。

過去にアナフィラキシーショックを起こしたという例もありますので、特にお子さんは注意してください。

最後に

ヤギ料理について書かせて頂きましたが、まだまだヤギを食べたことがない方も多いのではないでしょうか?

臭いはきつめですが、挑戦してみてはいかがでしょうか!